政治家構造論㉔|真理とは何か
政治家は、
真理を語ろうとする。
だが、
真理とは何だろうか。
真理とは、
多数決で決まるものではない。
権力で決まるものでもない。
声の大きさで決まるものでもない。
人は時に、
自分に都合の良いものを真理と呼ぶ。
組織に都合の良いものを真理と呼ぶ。
時代に都合の良いものを真理と呼ぶ。
だが、
都合は真理ではない。
真理は、
人の願望とは無関係に存在する。
だから人は、
真理を所有することはできない。
近づくことしかできない。
政治家に必要なのは、
自分が正しいと信じ切ることではない。
自分が間違っているかもしれないと認めながら、
それでも問い続けることである。
批判を聞くのも、
未熟を認めるのも、
余白を残すのも、
全ては真理に近づくためである。
真理とは、
答えではない。
探し続ける姿勢の中に現れるものである。
だから政治家は、
真理の所有者ではなく、
真理の探求者でなければならない。

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