情構造論③|感情は波である
人は、
感情を“気分”だと思っている。
だが本来、感情は波だ。
感情は、
心の中に閉じたものではない。
人と人の間を流れている。
怒り、
悲しみ、
安心、
恐れ――
それらは全て、
関係の中で動いている。
だから、
一人の怒りは周囲へ伝わり、
一人の安心も周囲へ広がる。
人は、
言葉だけで影響し合っているわけではない。
感情の波形によって、
互いを揺らしている。
そして、
その波が繋がるとき、
共鳴が起きる。
逆に、
波が断線するとき、
人は孤独になる。
感情とは、
人と世界を繋ぐ、
“響き”そのものだ。

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