政治構造論

政治構造論①|理念で統一という矛盾

理念で統一する。

よく聞く言葉だが、
これは構造的に矛盾している。

理念とは、
一つに揃えるものではない。

異なる価値や感情を、
排除せずに抱え続けるものだ。

それを
「統一する」と言った瞬間、

・善悪で切り分ける

・同じ方向を向かせる

・異質なものを削る

という動きが始まる。

それは理念ではなく、
統制に近い。

多様性も同じだ。

認めると言いながら、
自分と違うものを
切り捨てていれば、
それは成立していない。

理念は、
語るものではない。

在り方として、
現れるものだ。

だから本来、
「理念で統一する」という発想自体が、
順番として逆なんだ。

統一とは、揃えることではなく、
違ったまま動ける状態だ。

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