政治家構造論

政治家構造論⑧|政治家は正しさに酔ってはならない

政治家は、
正しいことを求められる。

住民のため。

地域のため。

社会のため。

その思いは大切である。

だが、
人は時に、
正しさに酔う。

私は正しい。

私は間違っていない。

私は住民のためにやっている。

そう思った瞬間、
人は学ぶことをやめる。

耳の痛い声を遠ざける。

批判を敵とみなす。

そして、
自分とは違う意見を否定し始める。

だが、
人は誰でも不完全である。

どれほど経験を積んでも、
どれほど善意で動いていても、
見えていないものがある。

だから政治家に必要なのは、
正しさを振りかざすことではない。

正しさを疑い続けることである。

人の声を聞く。

異なる意見を聞く。

耳の痛い声を聞く。

その積み重ねが、
政治家を育てる。

政治家に必要なのは、
無謬であることではない。

正しさに酔わず、
学び続けることである。

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