AXC原理|リーダーは接続経路を複数持たなければならない原理
リーダーは、
人へ、
何かを伝える。
目的。
方針。
判断。
責任。
仕事の意味。
時には、
修正しなければならないことも、
伝える。
だが、
人は
同じ説明で、
同じように動くわけではない。
一度で、
理解する人がいる。
具体例があれば、
理解する人がいる。
経験しなければ、
分からない人もいる。
信頼関係ができて、
初めて聞ける人もいる。
だから、
リーダーが、
一つの説明しか持たなければ、
理解できる人だけが、
残ることになる。
伝わらない時、
相手を責める。
普通なら分かる。
何度言えば分かる。
なぜ、
こんなことも理解できない。
そうして、
伝達の失敗を、
相手の人格や、
能力の問題へ変えてしまう。
だが、
リーダーには、
もう一つの問いがある。
なぜ、
私は、
この人に、
伝えられていないのか。
もちろん、
どれだけ経路を変えても、
理解しようとしない人はいる。
受け手の責任まで、
リーダーが、
背負う必要はない。
だが、
一つの経路しか示さずに、
相手の理解力を、
決めつけることもできない。
優れたリーダーに必要なのは、
正解を、
たくさん持つことだけではない。
人と原理をつなぐ、
接続経路を、
複数持つことである。
言葉を変える。
視点を変える。
具体と抽象を、
往還する。
別の領域にある、
同じ構造を見せる。
相手の経験から、
入口を探す。
それでも、
原理そのものは、
曲げない。
理解できない相手を、
切り捨てる前に、
理解できる経路を探す。
そこに、
リーダーの伝達力が現れる。
リーダーの言葉の強さは、
同じ言葉を、
強く言えることではない。
異なる人を、
同じ原理へつなげられる、
経路の多さにある。

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