感情構造論

感情構造論⑦|感情は水面下で動いている

人は、
見えている言葉だけで動いているわけではない。

感情は、
水面下で流れている。

表面では笑っていても、
不安は広がる。

静かに見えても、
怒りは伝播している。

だから、
「何も起きていない」は、
「何も動いていない」

という意味ではない。

むしろ、
感情が止まったように見える時ほど、
水面下では圧が蓄積している。

人は、
空気、
関係、
信頼、
恐れによって揺れている。

そしてその波は、
言葉にならないまま、
互いへ影響し続ける。

本当に危険なのは、
感情が見えることではない。

感情が見えなくなることだ。

――はる

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