AXC原理|役職は責任を引き受ける力を証明しない原理
人は、
役職に就く。
代表になる。
責任者になる。
上司になる。
議員になる。
リーダーになる。
すると、
その肩書によって、
その人に、
必要な力まで備わったように、
見えることがある。
だが、
役職は、
外から与えることができる。
責任を引き受ける力は、
外から与えることができない。
肩書を得ても、
批判を受け止められるとは限らない。
決断できるとは限らない。
間違いを認められるとは限らない。
不都合な事実を、
受け入れられるとは限らない。
人の痛みを、
引き受けられるとも限らない。
役職が大きくなれば、
見える景色は、
変わる。
同時に、
背負うものも、
増える。
判断する。
責任を取る。
批判を受ける。
迷う。
問い続ける。
誰かにとって正しい判断が、
別の誰かを、
傷つけることもある。
だから、
リーダーは、
華やかな場所に、
立っているだけではない。
見えないところで、
問い続ける。
本当に、
これでよかったのか。
誰かに、
負担を押しつけていないか。
自分の都合を、
正しさに変えていないか。
修正すべきものは、
ないか。
役職に就いたことは、
その問いに耐えられることを、
証明しない。
肩書は、
位置を示す。
だが、
その位置を担う力まで、
保証するものではない。
役職は、
リーダーを作らない。
その役割の中で、
何を引き受け、
何を問い、
何を修正したかが、
少しずつ、
その人を、
リーダーにしていく。

まだ応答なし