信頼構造論③|生きた言葉
人は言葉を覚える。
だが、
言葉を生きる人は少ない。
理解した。
納得した。
覚えた。
それだけでは、
まだ自分の言葉ではない。
言葉は、
血肉になった時に初めて生き始める。
本当に敬意を払うとは、
称賛する事ではない。
受け取ったものを生きる事である。
だから、
借り物の言葉は響かない。
知識はあっても、
体験がない。
理屈はあっても、
血肉になっていない。
人は言葉を聞いているようで、
実はその人の人生を聞いている。
生きた言葉とは、
体験が血肉となって滲み出た言葉である。

まだ応答なし