感情構造論⑥|感情は正義に変わる
人は、
正しいから争うのではない。
怖いから争う。
傷ついた感情。
否定された痛み。
分かってもらえなかった孤独。
それらを抱えきれなくなると、
人は感情を“正義”へ変換する。
すると、
「自分は正しい」
「相手が悪い」
という形で、
感情を固定し始める。
本来、
感情は流れるものだった。
だが、
正義へ変わった感情は、
動きを止める。
そして、
相手を理解する代わりに、
敵として定義する。
その瞬間、
共鳴は断線する。
だから、
争いの原因は、
正しさではない。
恐れによって、
感情が閉じているだけだ。

まだ応答なし